ミンソサメインスキル出力②:防御概論

 防御はかなり難しい論点です。防御バフデバフの特性としては主に3つで

 ① 防御バフ、防御デバフは攻撃デバフ、攻撃バフよりも効率が悪い
 ② 基本前衛全員に両面分打ち込まなければいけない
 ③ 防御バフが高く(低く)なると全滅しにくく(しやすく)なる

 です。効率が悪い(①)にも関わらず、場のコントロールの関係上、必ず積まなければいけない(③)、というのが防御バフ、防御デバフの難しい所です(※防御バフに関しては積まない戦略もあります)。

 ①について


 まず単純に出力を計算します。ダメージ計算式から、攻撃力はコンボで最大46.05%、1.5倍の補正がかかる為、大まかに

 攻撃:防御 = 2.2 : 1

 の関係があります。ジョブによる攻撃力+300は防御力+660と同じ価値があると言って良いです(このため、ミンソサに関しては原則攻撃力が上がるジョブを防御力が上がるジョブよりも優先します)。

 この事を念頭に各スキルのダメージ実効を計算すると以下のようになります

 複雑な表ですが、かいつまんで言うと

 マナコ完凸 = 勇者(III)SLv15 x 95%くらい
 悪兎SLv15 = 勇者(III)SLv15 x 80%くらい
 悪兎SLv15 = 腐蝕呪術(II)SLv15

 となります。攻撃力 = 防御力という現在ではあり得ない設定にもかかわらず、防御の効率が攻撃よりも悪い状態です。通常のミンス、ソサは攻撃力 > 防御力なので、防御バフデバフの効率は攻撃バフデバフよりも、より悪くなります。


 ②について


 通常、味方が混成の場合、敵を全滅させるには、物理防御と魔法防御を両方落とす必要があります。敵が混成の場合、味方の物理防御と魔法防御両方を上げないと守れません。この為、防御に関してもほぼ全ての局面で

 両面 > 片面

 となります。例外は染めている時です
 防御ではこれに加えて、非常に大きな特性があり、出力の面で

 (II)スキル > (III)スキル

 となっております。2体確定スキルの方が1-2体スキルよりも出力が大きい。この為、防御に関しては攻撃と違い、(II)スキルを最優先で入れる事になります。ただし現在、両面2確防御デバフ本は1つしかありません(時空の哲学書)

 ③について

 いくら効率が良いからと言っても敵の防御力をある程度の水準まで落とさないと全滅させる事ができません。加えて、味方バフが10を超えて攻撃バフが減衰域に入ると、流石に効率の面でも

 防御デバフ > 攻撃バフ(減衰で半減)

 となります。究極的には相手のバフバランスを予測して、効率的にバフデバフをしていくのが最終目標となります。


 防御武器特性


 防御バフ → 両面バフに補助支援スキルのものが多く、終盤に組み込みやすい
 防御デバフ → 両面デバフでの補助支援スキルがほとんどなく、終盤に組みこみづらい
 
 悪兎の道しるべ→補助支援(弐)、終局スキル→ほぼ補助支援(弐)、その他多数補助支援(弐)スキル有り
 補助支援(弐)の両面防御デバフ→時空の哲学書、古の風書、古代遺跡の書のみ。あとは片面防御デバフ


 補助支援の数が少ないと→バフデバフの瞬間風速が低くなり、相手を落とす、守る事が非常に難しくなります。


 残り5分の散華バトルではアップダウンが激しい戦いとなる為、補助支援の数が少ないのはかなり致命的です。上記の不均衡から、防御バフは前半と比べて溜まる傾向にあり、最後にシップを落とす為に出力を犠牲にして防御デバフをどれだけ入れるかという悩ましい選択をミンソサは求められます。

 そこで補助支援スキルの多い枷鎖、破魔、破武を防御デバフ用武器として積極的に入れていく選択肢が出てくるのですが、これも非常に複雑な話になるので次の記事にて。

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